四つ太鼓の囃子(掛け声)

四つ太鼓の囃子は通常の道中では「伊勢音頭」です。その他宮入り時等の囃子もあります。
近年は参加若衆や中には役員の方でさえ間違った覚え方をされてる方が多くなっています、御坊の方も今一度ご確認の意味でご覧下さい。

担ぎ上げる時の囃子

ヨーンヤッサイ
(地上に据えた四つ太鼓を上げる時に使う。担ぎ上がるまで連続して使う。)



伊勢音頭  (〜〜〜〜の部分は伊勢音頭唄)
〜〜〜〜〜ヨンヨイ 
〜〜〜〜〜サーヨーイセー コーラセ 
〜〜〜〜〜〜ソラヤートコセ エエヨーイヤナ ソラ ハリバンヨーイ コレバンヨイ ソラヨーイートセ

(一昔前までは最後に「コーラセ」と付け加えていた時もあった)


サイテクリョウの前に降ろした状態で使う囃子

ヨンヨイ ヨンヨイ
(本来は、この囃子の後はサイテクリョウをしなければならない。)

サイテクリョウ サイテクリョウ  
(神社前や地下の境界、殿中宿、行司や宮総代の自宅前等で使うサイテクリョウの囃子)
よく間違ってる例  サイテクショー サイテクショ
この囃子は「差し上げてくれようぞ」が訛ったモノだと言われている。


宮入の式中に使う囃子
ホーエンヤ  ホーランエー  ヨイヤサノサ
(本来は川渡御での川中で使われていた。また喧嘩囃子でもある。)
よく間違ってる例   ホーエンヤイ ホーランゲー ヨイヤサノサ

宮入終了後の囃子
ライネンノー ライネンノ  ナーゴリナーゴリ オーシヤナ

(宮入の屋台境内退出後に使われているが、本来は渡御のお戻り(還御)時の囃子である。)

よく間違ってる例   ライネンショー ライネンショー ナーゴリナーゴリ オシヤナ