香川県宇多津町 西町東太鼓台 
第62回神宮式年遷宮お木曳き行事参加の見学記

平成十八年六月三・四日

宇多津町の氏神・宇夫階神社の本殿が昭和四十八年に焼失した際、第六十回式年遷宮で伊勢神宮の外宮の一つ多賀宮社の御用材一式を譲り受け再建。そのお礼の意味を込め、今回のお木曳き参加を申し入れて実現した。
お木曳きに地元の伊勢以外から参加するの初めての事で、宇多津を代表して西町東太鼓台がお木曳き車を先導して運行された時の見学記です。

六月三日 午前10時  
外宮前の道路では既に太鼓台が組みあがっていました。



宇多津町 西町東太鼓台 
担ぎ棒は長さ9メートル



長采棒の取付け部分です



午後から伊勢本町の「のぼせ車」と合同で運行します。



担ぎあがった西町東太鼓台



差上げの様子



六月四日 お木曳きの朝 外宮前には各町会の幟が建ってました



いよいよ神宮奉納 
昭和天皇 御大典奉祝の際に使用した上幕を飾ってました。



宇多津の太鼓台は差上げの際 一気に地面に落とします。
ちょうど御坊祭で四つ太鼓が「ホッテヤレ」をする時のように「ガチャン!」と勢い良く落下します。



その後間髪を入れず一気に差上げ





伊勢神宮の御用材を運ぶお木曳き車(一志町)です。



八日市場町  お木曳き車エンヤ曳き(やり回し)

 

御坊では存在しない昼提灯



欄干下と脚 四本柱 太鼓の取付部分



幾度となく勢い良く落とされる為、金物が食い込んだ脚元部分



四国の太鼓台は刺繍が見事です



長い長いお木曳きの歴史で初めて外部から参加した宇多津町の太鼓台
初めて見る伊勢の方々が驚くほどの勢いと豪快さでした。私も良いものを見れて良かったです。
西町東太鼓台の皆様 色々とお世話になり、誠にありがとうございました。